日本の就職活動では、英語力を評価するために「TOEIC」のスコアが重視される傾向があります。TOEICは「Test of English for International Communication」を略したもので、英語を使った国際的なコミュニケーション能力を測るテストです。
TOEICのテストにはいくつかの種類がありますが、履歴書にTOEICを記入する場合は、リーディングとリスニングに焦点をあてた「TOEIC Listening & Reading(TOEIC LR)」のスコアを用いるのが一般的です。TOEIC LRは、ビジネスシーンを意識した問題が多く出題されるマークシート形式のテストです。
なお、英検は資格欄に「実用英語技能検定試験 ◯級」と書きますが、TOEICは取得した点数を記入します。そのため、TOEICは応募者の英語力を相対的に評価しやすいと考える企業もあります。