履歴書には、すべての職歴を記入することが原則です。職歴が多くて書き切れないからといって省略すると、応募先の企業から経歴詐称を疑われる可能性があります。
仮に職歴を省略したことが見つからずに採用されたとしても、企業によっては採用前に応募者が以前勤めていた会社でどのような人物だったかを調べる前職調査を行なうことがあります。
また、入社後に雇用保険被保険者証や年金手帳の厚生年金加入履歴などから、過去の職歴が明らかになるケースも。
このようにあとから職歴を省略していたことが発覚した場合、企業からの信頼を失うだけでなく、何らかの処分を受けたり、解雇されたりする可能性もあります。履歴書の記載ルールについてはあとで詳しく説明しますが、ルールをきちんと守り、応募先企業からあらぬ疑いを受けないように気を付けましょう。