面接に向けて、自分の長所・短所を考える場合、
いくつかの意識したいポイントがあります。
効果的に自分の個性をアピールして採用につなげるため、
ここでは気を付けたいポイントを5つ紹介します。
長所と短所はセットで考える
面接で長所と短所を質問されるときは、それらをセットで説明することが大切です。例えば、「几帳面」という長所があれば、「神経質」という短所に言い換えることができます。
面接時に、長所と短所をセットで質問された場合は、長所と短所を関連性のあるものにしたり、先ほどのように一つの特性を長所・短所の両面で答えましょう。
結論とそれを裏付けるエピソードが必要
「長所や短所」を伝えるコツは、まず結論(長所や短所)を伝え、それを裏付ける具体的なエピソードを説明することです。特に、エピソードには第三者からの評価や数値を交えると、より説得力が増します。
面接に限らず、プレゼンテーションなどでも効果的な方法となります。
また、他人からの評価や具体的な数値を交えることで、客観的な評価ができる人とアピールできます。特に、長所は客観的なエピソードがないと、応募者の単なる思い込みと取られる可能性もあるため注意しましょう。
それぞれ1つに絞る
面接の時間はそれほど多くないので、長所と短所はそれぞれ一つに絞りましょう。面接では自己PRや志望動機など、他にも話すべき重要なトピックがたくさんあります。長所と短所に時間を割き過ぎないよう配慮しましょう。
また、いくつもあると、面接官が覚えきれなくなるおそれがあります。長所と短所をそれぞれ1つに絞り込んでおき、本番でスムーズに伝えられるように準備しておきましょう。
業務に関連するものを選ぶ
面接で答える長所や短所は、業務に活かせるものを選んでください。仕事内容と関係のない長所は、たとえ優れていても職場で活躍するイメージにつながりません。例えば、業務内容がデータ入力なら、タイピングのスピード結果や、パソコンの利用年数などを伝えるとよいでしょう。
「短所」は言い換えや、克服しようとする姿勢が大切
短所は、長所に言い換えられるものを選ぶか、克服しようとする姿勢や成長をセットで伝えられるものを選びましょう。「時間が守れない」「嘘をつく」などネガティブイメージが強く、業務に直結する悪影響をイメージさせる短所は、避けたほうが無難です。