この記事では、風邪をひいたときに休むべき日数や症状の目安、職場・学校・保育園へ連絡する際のマナー、通勤・通学を再開して良い目安などについて解説します。
風邪で辛いときに、仕事や学校を休むのは悪いことではありません。
「風邪で辛いけど、仕事を本当に休んで良いのかわからない」、「子供に無理をさせずに通園させてあげたい」という方は、ぜひ、この記事の目安を参考にしてください。
- 風邪で休むべき日数に明確な目安はない
- 37.5度以上の熱や咳がある場合は休むこと
- 職場や学校、保育園への連絡は電話が基本
- 症状が長く続く場合や重い場合は医療機関を受診すること
職場・学校・保育園などへ連絡する際のマナー
風邪で職場や学校を休むときは、事前に連絡をすることが必要です。
ここでは連絡する際のマナーを、職場と学校・保育園・幼稚園にわけて解説します。
職場への連絡の場合
職場を風邪で休む場合は、電話で連絡をするのが基本です。
始業時間の10~15分前を目安に、上司に直接連絡をするようにしましょう。
連続して休む場合も、心配をかけないために毎日連絡を行うようにしてください。
有給休暇がある場合は、お伺いを立てる必要はありません。
「本日は体調不良のため、お休みさせていただきます。」と伝えればOKです。
体調不良という言葉から相手を必要以上に心配させないためにも、「発熱がある、咳が止まらない」といった具体的な症状まで伝えられると良いでしょう。
また、休み中に対応が必要な業務については、電話連絡の際に引継ぎを行います。
業務の進捗具合や引き継いでほしい内容などを伝えましょう。
学校・保育園・幼稚園への連絡の場合
子供が風邪で休む場合も、電話連絡が基本です。
ただし、近年では一部の幼稚園でLineで欠席連絡をする仕組みを導入しているところもあります。その場合は園の定めたルールに従うようにしましょう。
学校や保育園を欠席する場合は、朝9時までに連絡をして、担当者にクラス名、氏名、欠席理由を告げましょう。
風邪で休むとだけ伝えるのではなく、具体的な症状や、食欲の有無、症状の経過まで伝えるのがベターです。
また病院で、はしかやインフルエンザなどの感染症の診断を受けた場合は、「保育園における感染症対策ガイドライン」に則り、再度、園への連絡が必要です。
感染拡大防止のためにも、必ず連絡をするようにしましょう。